村田、米から帰国「五輪の時より強い」

 ロンドン五輪ボクシング・ミドル級金メダリストでプロ転向した村田諒太(27)=三迫=が20日、デビュー戦へ向けた米ラスベガスでのトレーニングを終え、羽田着の航空機で帰国した。

 村田は「この10日間はボクシング人生の中で一番充実していた。五輪の時より強くなってるし、まだまだ伸びると感じた」と成長を実感。元世界ランカー2人とのスパーリングも経験し、「海外と日本の差を感じた。パンチ力は日本人は劣っていると思うし、組み立てがうまいですね」と話した。

 また、関係者によると、村田は現地で米国の大手プロモーター、トップランク社(ボブ・アラム会長)と契約を交わしたもようで、将来的な米進出の準備も整いつつある。今後は23日から30日に千葉県成田市内のゴルフ場で、WBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)らと走り込み合宿を行う予定だ。

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