健介126日ぶり復帰戦飾った
「ダイヤモンドリング」(11日、後楽園ホール)
頸椎椎間板(けいついついかんばん)ヘルニアの手術を受け、昨年10月8日のノア横浜大会を最後に欠場していた佐々木健介(46)が、126日ぶりの復帰戦を白星で飾った。
ノア・杉浦と組んだ佐々木は、中嶋、ゼロワン・大谷の“元付け人”コンビと対戦。大谷の飛龍原爆で落とされても立ち上がり、首の不安を感じさせなかった。最後は師匠不在の間に成長した中嶋を、ラリアート3発からの北斗ボムで撃沈。「ケンスケ~」という歓声を気持ちよく浴びた。
2度、四方にお辞儀して超満員の観客に感謝した佐々木は「率直な感想はプロレス最高だっていうこと」と目を細めた。86年2月にデビューした後楽園ホールでの再出発で、かつて濃密な時間を過ごした2人とぶつかり合えた。「このカードで本当に良かった。気を緩めると涙が出そう。この辺(ノド元)まで来てる」と言いながら、最高の笑顔を見せた。
