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一翔、酸素カプセルで最後の仕上げ

 酸素カプセルを体験する井岡一翔
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 酸素カプセルを体験する井岡一翔

 「WBA・WBC世界ミニマム級王座統一戦」(20日、ボディメーカーコロシアム)

 WBC王者・井岡一翔(23)=井岡=が8日、大阪市内の所属ジムで、スパーリングを打ち上げた。この日は5ラウンドを消化して、順調な仕上がりをアピール。今後は試合当日まで、健康・スポーツ関連商品を販売するファイテンの支援を得て、疲労回復に努める。

 最後の仕上げに入る一翔に、強力な援軍だ。疲労回復を助けようと、ファイテンが酸素カプセルとメタルシャワーを提供。阪神・金本知憲の右肩を蘇生させた機器の威力を、一翔は「違う。口で説明するの難しい」と認めた。

 ファイテンの支援は5月から始まった。ワゴン車に1台420万円の酸素カプセルを搭載し、試合前日の19日まで週2回のペースで井岡ジムを訪れる。父でトレーナーの一法氏も「支援は今回の試合が初めて。たまった乳酸が取れて、体の切れが違う」と、効果を実感している。

 1月31日の始動から約4カ月。長期間にわたる肉体強化は順調だ。160ラウンドのスパーリングを消化し、54キロだった体重も既に49キロまで絞った。「あとは試合まで体重を維持するだけ」と一法氏。頼もしい新兵器で、万全の状態をつくり上げる。

(2012年6月9日)
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