問題競技から一転…スノボが救世主に
2014年2月13日
バンクーバーでも監督を務めた萩原文和監督(56)は、悲願のメダルに「うちのチームには色んなことがあった中で、今回のこういう結果。泣きました」と、目を赤く腫らしながら喜びに浸った。
バンクーバーから4年間の取り組みが実を結んだ。選手たちが「スタイル」と表現する独特のファッションや文化が根付くスノボの世界。“公人”として扱われる日本代表としての自覚を植え付けるべく、全日本スキー連盟は改革を行った。
これまで雪上で行うことが多かった合宿は、各競技の日本代表が使用する国立スポーツ科学センターを利用する頻度を増やした。他競技の選手と接触させることで、社会性を身につけさせた。萩原監督は「これまで『イエ~イ』ってなっちゃうような子たちだったけど、体育会系の感覚になってくれた」と、その効果を口にした。
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