理恵に五輪の重圧?落下、お手つき…
ロンドン五輪に出場する体操女子代表が8日、都内で五輪前最後の試技会を公開した。エースの田中理恵(25)=日体大研究員=は、段違い平行棒、平均台、床でミスを連発し、五輪に向けて不安を残した。
らしくないミスが続いた。最初の段違い平行棒で倒立が崩れて落下すると、平均台でもバランスを崩し、お手つき。得意の床では最後の決め技で勢いがつき過ぎ、豪快にラインオーバー。はじけるようないつもの“理恵スマイル”も控えめで「主将として、今日は0点。みんなに励まされてばかりだった。もっと演技で引っ張れるようにならないと」と、反省ばかりが口をついた。
チーム最年長といっても、五輪は初出場。本人は「調子は悪くない。五輪っていうのはまだ意識してない」と話したが、塚原監督は「前回の試技会も良くなかったし、(不調が)長い。表面には出ないプレッシャーがあるのかも」と、心配そうに話した。
「集大成」と話す夢舞台まであと約3週間。理恵は「なくすものは何もない。楽しむことが一番」と自らに言い聞かせ、前を向いた。
