ビデオ検証で判定覆り失点免れる
「交流戦、日本ハム-阪神」(10日、札幌ドーム)
阪神が本塁クロスプレーのビデオ判定の結果、失点を免れた。
2-1で迎えた六回の守り。1死一塁で、日本ハム・杉谷がバントを空振り。一塁走者・西川が飛び出したのを見た捕手・梅野が、一塁へ悪送球し、走者は一気に三塁へ進んだ。
1死三塁となり、杉谷はスクイズ。投手前に転がり、飛び出した西川を三本間に挟んだ。挟殺プレーの末、西川が本塁に滑り込み、本塁のカバーに入った岩貞がタッチしたが、いったんはセーフと判定された。しかしその後、ビデオ検証が行われ、判定はアウトに覆った。審判員は「セーフの判定でしたが、タッチがありましたので、アウトといたします」と場内アナウンスした。
阪神は5月31日の楽天戦(コボスタ宮城)で、鳥谷のホームインがアウトからセーフに判定が覆ったことがあった。今回は守りでビデオ判定が味方した。しかし先発の岩貞はその後、四球などで2死一、三塁とされると、中田に左前適時打を浴び同点とされた。
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