阪神が逃げ切り 球児が4年ぶりセーブ

 「阪神3-2中日」(18日、甲子園球場)

 阪神が逃げ切り勝ちで、引き分けを挟んだ連敗を2で止め、勝率5割に復帰した。今季からチームに復帰した藤川が3-2の九回に登板し、三者凡退、無失点で今季初セーブを挙げた。

 二回、原口の左前適時打で先制。四回に同点とされたが、直後の攻撃で、鳥谷の左犠飛で勝ち越し。五回はゴメスのソロで加点した。

 先発の横山は5回1/3を投げ3安打1失点で今季2戦2勝。本拠地・甲子園でのプロ初勝利を挙げた。2番手の石崎が1回2/3を無失点と好リリーフした。

 八回に榎田、安藤で1点を失い、3-2で迎えた九回、藤川がマウンドへ。先頭の堂上を空振り三振、続く亀沢を二ゴロに打ち取ると、代打・野本を中飛に打ち取った。藤川がセーブを挙げるのは、2012年9月15日の巨人戦(東京ドーム)以来、4年ぶり。

 中日は追い上げ及ばず、引き分けを挟んだ連勝は2で止まった。九回に登板した田島が1回無失点で、開幕から25試合連続無失点とし、セ・リーグ記録を更新した。

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