阪神、天敵・山中を二回途中でKO

1回、福留の二塁打で生還しナインの出迎えに応える今成=甲子園(撮影・保田叔久)
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 「阪神-ヤクルト」(20日、甲子園球場)

 阪神がヤクルトの先発・山中をKOした。初回、福留の中前適時打とゴメスの2ランで3点を先制した。続く二回も鳥谷の中犠飛、今成の右前適時打で、2点を追加。マートンも右前打で続くと山中は交代となった。

 今季2戦2敗、対戦防御率0・69に抑え込まれていた天敵を二回途中で攻略した。

 中犠飛で追加点を上げた鳥谷は「打ったのはカーブ。最低限の仕事はできたと思います。3点のリードはありましたけど、次の1点を取りにいく場面でしたし、追加点を取れて良かったです」とコメント。

 中前適時打の今成は「打ったのはスライダー。カウント2-0だったので、ストライクを取りにきたら打ってやろうと思っていました。今日はあまり経験の多くない2番という打順ですが、変に意識しすぎないようにしています。でも、トリさん(鳥谷選手)が出塁すれば、後ろにマートン、孝介さん(福留選手)、ゴメスがいる中の打順ですし、自分が打ってつなげば得点できるチャンスがすごく増えてくる役割だと自分では思っています。ここからも気を引き締めて頑張ります」と、今季初の2番に手応え十分だった。

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