「交流戦、阪神－日本ハム」（６日、甲子園）

　阪神・上本が大谷から先制の適時打を放った。

　初めて訪れたチャンスだった。四回、柴田とマートンの連打で無死一、三塁に。続くゴメスと福留が連続三振に倒れて２死一、三塁となった場面で、上本が魅せた。１－１から甘く入ってきたフォークに反応すると、打球は中前への適時打となった。無得点に終われば流れが悪くなるところでの、価値ある一打となった。

　これで自身２試合連続となる打点に。昨年の対戦では、８回１安打無失点に抑えられていた大谷に意地を見せた形だ。

　上本は「打ったのはフォーク。大谷選手はストレートも変化球もすごいボールを持っているので、細かいことは考えすぎず、とにかく食らいつくだけだと思って打ちました。ランディがいいピッチングをしていますし、早く点を取りたいという気持ちでした。いいところで打ててよかったです」とコメントした。