元監督の91歳、後藤次男氏が始球式

始球式を行った後藤次男氏
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 「阪神-DeNA」(7日、甲子園)

 阪神の甲子園球場での開幕戦・DeNA戦が開催された。試合前には陸上自衛隊第3音楽隊による「六甲おろし」の演奏など球団創設80周年記念セレモニーが行われた。

 また、始球式はOBで元監督の後藤次男氏(91)が行った。「大阪タイガース」時代の1948年に入団し、主に3番打者のユーティリティープレーヤーとして活躍。2度監督を務めた後藤氏は、「GOTO」の文字と入団時の背番号「8」が入ったタテジマのユニホームに身を包み、91歳とは思えないフォームで投球した。球はバウンドしながら打者に届き、レジェンドの元気な姿に虎党からは大拍手が起こった。

 マウンドを降りた後藤氏は、「失礼しました。ゴロになってしまって。打つのは得意だけど投げるのは得意じゃないから」と苦笑い。それでも「甲子園は雰囲気が違う。いい思い出ができた」と感慨深げに語った。

 「昔はダイナマイト打線と言われて、巨人戦になると負けられないという気持ちが強かった」と思い出を口にした後藤氏。今季期待する選手には「藤浪」をいの一番に挙げた。「エースになるために頑張ってもらいたい。メッセンジャーもいるけど、やはり日本人に」とOBとしての思いを口にしていた。

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