投手陣が1安打完封リレー 守備では課題
「オープン戦、阪神1-0ヤクルト」(12日、甲子園)
阪神投手陣が1安打完封リレーで1点リードを守りきった。
開幕投手に内定しているメッセンジャーは、5回を無安打無失点、4奪三振。三回に失策で走者を背負ったが、続く中村を二ゴロ併殺に仕留め、打者15人で抑えるほぼ完璧といえる内容だった。
六回は渡辺、七回は安藤が1回無失点。八、九回は松田、呉昇桓とつなぎ、いずれも打者3人ずつで片づけて反撃を許さなかった。
打線は二回、関本、マートン、福留の3連打で1点を奪った。2番に入った大和が八回、オープン戦22打席ぶりの安打となる右前打を放った。
守備面ではチームで計3失策。課題を残した。
ヤクルトは先発の八木が4回3安打1失点。児山、徳山は無失点に抑えたものの、打線が七回に藤井が放った中前打のみに抑えられ、1安打無得点と精彩を欠いた。