白鵬関ら追悼の献花 阪神大震災20年で

 大相撲春巡業中の白鵬関(30)、日馬富士関(30)の両横綱ら日本相撲協会の一行約30人が30日、神戸市中央区の公園「東遊園地」で阪神大震災20年の献花式に臨んだ。公園内に設置されているガス灯「1・17希望の灯(あか)り」に両横綱が代表して献花し、全員で黙とうをささげた。

 白鵬関は所属する宮城野部屋の先輩力士が震災後に炊き出しを行ったことを聞き、感慨深げにうなずいた。犠牲者の名前が刻まれた「慰霊と復興のモニュメント」も見学し「東日本大震災が起きたときは、ちょうど私の26歳の誕生日だった。いろんな思いを持ちました」と話した。

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