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日馬富士、横綱初の2度目反則負け

2014年9月17日

取り組み後、掴まれたまげに触る嘉風(右)と強打した顔面を手で押さえる日馬富士=両国国技館

取り組み後、掴まれたまげに触る嘉風(右)と強打した顔面を手で押さえる日馬富士=両国国技館

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激しい取り組みで右目が腫れ上がる日馬富士=両国国技館(撮影・開出 牧) 反則負けした日馬富士は激しい取り組みで腫れ上がった右目を冷やしながら引き揚げる=両国国技館(撮影・開出 牧)

 そのまま体が入れ替わり、日馬富士が寄り切り。軍配も日馬富士に上がったが、物言いがつき、日馬富士の反則負けとなった。

 日馬富士は今年の夏場所14日目に、稀勢の里のまげをつかんで反則負け。横綱としては2003年名古屋場所の朝青龍以来2度目だったが、わずか2場所後に、2度目の反則負けという、横綱として史上初の不名誉な記録を残してしまった。

 反則勝ちで金星とはならなかったが、対日馬富士戦で3連勝の嘉風はインタビュールームで「反則なので複雑ですが良かったです。(まげを)引っ張られたかなとは思いました。迷わず攻めた結果が横綱に引かせる結果となりました」と話した。

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