なでしこ痛恨 先制ヘッド許す
「サッカー女子リオデジャネイロ五輪アジア最終予選、日本-オーストラリア」(29日、キンチョウスタジアム)
日本が先制を許した。前半25分、右サイドからクロスが入り、中央でFWデバンナがヘディング。ゴールネットを揺らされた。
直前に2本、日本の選手が体を投げ出して相手のシュートをブロックしたが、その分、選手が引いてしまった。オーストラリアは右サイドから、MFゴリーが的確なクロスが入り、日本は競り勝てなかった。
序盤から日本はペナルティーエリア横のスペースをうまく使い、優勢に試合を進めていた。前半21分には左サイドをDF鮫島がドリブル突破、中央で阪口がクロスを受け強烈なミドルシュートを放つシーンもあった。しかし、1回のピンチで失点を喫してしまった。
最終予選は6チームが出場。1試合総当たりで上位2チームがリオ五輪出場権利を得る。