日本、本田がPKを決めて先制
「W杯アジア2次予選、シリア-日本」(8日、マスカット)
2次予選E組2位の日本代表が同組首位のシリアと中立国のオマーンで対戦。0-0の後半9分にMF本田がPKを決めて先制ゴールを挙げた。FW岡崎が相手ゴールエリア内で倒されてのPKだった。
勝ち点3での首位浮上を狙う日本は、先発メンバーからの交代なしで後半を迎えた。MF山口が起点となって6分に小刻みなパスからCKを得るなど攻勢をかけていた。
日本は前半26分にMF香川が左からのFKでボールを浮かせ、ファーサイドのFW岡崎が頭で折り返し、原口がシュート。相手DFに当たったこぼれ球をMF本田が右斜めから左足で鋭く蹴り込んだが、ボールはゴール右を抜けていった。
前半34分には中盤でのパスミスからシリアにボールを奪われ、一気にシュートチャンスを与えるピンチも。40分にはシリアの右からのクロスが長友の頭に当たってコースが変わり、これをゴール前までつながれシュートを許したが、ボールはわずかにゴール右へ転がった。
前半のロスタイムにはシリアがCKを得るなど攻勢をかけたが、日本は懸命に防ぎ、0-0でハーフタイムを迎えた。
◇日本の先発メンバー
【GK】
西川周作(浦和)
【DF】
長友佑都)インテル・ミラノ)
槙野智章(浦和)
酒井高徳(ハンブルガーSV)
吉田麻也(サウサンプトン)
【MF】
本田圭佑(ACミラン)
香川真司(ドルトムント)
山口蛍(C大阪)
長谷部誠(Eフランクフルト
【FW】
原口元気(ヘルタ)
岡崎慎司(レスター)
◇交代メンバー
【GK】
東口順昭(G大阪)
六反勇治(仙台)
【DF】
米倉恒貴(G大阪)
塩谷 司(広島)
森重真人(FC東京)
丹羽大輝(G大阪)
【MF】柴崎 岳(鹿島)
清武弘嗣(ハノーバー)
南野拓実(ザルツブルク)
柏木陽介(浦和)
【FW】
宇佐美貴史(G大阪)
武藤嘉紀(マインツ)