なでしこ先制も不可解PKで同点に

 日本-イングランド 前半、宮間(右端)の先制ゴールを喜ぶ日本イレブン=エドモントン(共同)
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 「カナダ女子W杯・準決勝、日本-イングランド」(1日、エドモントン)

 サッカー女子W杯連覇を狙う日本代表「なでしこジャパン」は1日(日本時間2日8時開始)、エドモントンのコモンウェルス・スタジアムでイングランド代表との準決勝に臨み、前半33分、主将のMF宮間あや(岡山湯郷)が相手ファウルで得たPKを決めて先制した。しかし7分後に今度は日本がPKを与えてしまい、これをイングランドMFウィリアムスに決められ、前半を1-1で終えた。

 平均身長で7センチ上回るイングランドの高さとパワーに少々押され気味だったなでしこは前半33分、守備ラインからの相手陣営左サイドのスペースへのロングボールにDF有吉佐織(日テレ)が抜け出す。これをイングランドDFラファティーがエリア内で後方から倒し、イエローカード。このPKを主将の“PK職人”宮間が右足で落ち着いて決めて、日本が今大会6試合連続の先制点を決めた。

 だが、イングランドも反撃に出る。前半39分、右CKからのこぼれ球を足下で競り合う中、DFホートンが微妙な動きを見せてFW大儀見優季(ウォルフスブルク)にエリア内で倒されたと判定され、PKとなった。

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