宇佐美「予想外のプレー」習得へ
W杯アジア2次予選、シンガポール戦(16日、埼スタ)に参加していたG大阪FW宇佐美貴史(23)、DF丹羽大輝(29)、GK東口順昭(29)の3人が17日、クラブの練習に復帰した。
宇佐美はシンガポール戦で5本打ったシュートのうち、枠内はわずか2本だった一戦から一夜明け、「個人としても、チームとしても攻めきれなかった」と反省。さらなる進化のために「(相手にとって)予想外のプレーをしたい。ボールをもらうための動き出しを意識しなくては」と口にした。
イラク戦(11日、日スタ)、シンガポール戦と出番のなかった丹羽は「神様が与えた試練」と出場できなかった2試合をポジティブに捉え、「代表に選んでもらえるのは光栄なこと。どのポジション(をするの)でも構わない。たとえGKだとしても」とこだわりがないことを示した。
東口は正GK・川島永嗣(32)=スタンダール・リエージュ=との差を「セービングのパワー」と分析し、国内組だけで臨む東アジア選手権(8月1~9日、中国)で「評価を上げられるように」とレギュラー奪取に向けて、意気込んだ。