リンチ長官が不正一掃決意 20年以上腐敗と批判

 【ニューヨーク共同】国際サッカー連盟(FIFA)幹部らによる贈収賄事件の捜査を担った米国のリンチ司法長官が27日、ニューヨークで記者会見し「20年以上にわたって続いてきた国際サッカー界の腐敗を根絶する」と、長年にわたってはびこる不正一掃へ決意を語った。

 リンチ長官はワールドカップ(W杯)の大会招致やマーケティング活動を舞台に贈収賄が繰り返されてきたことを強調し、一緒に会見を行った連邦捜査局(FBI)のコミー長官は「サッカーという美しいスポーツが汚職によってハイジャックされた」と語った。

 会見には米内国歳入庁(IRS)の捜査責任者も同席した。

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