J1神戸 逆転負けで大ブーイング
「ナビスコ杯、神戸1-2清水」(27日、ノエスタ)
神戸は2年連続の決勝トーナメント進出を懸けた一戦で逆転負け。サポーターは大ブーイングだった。
前半からFW渡邉を起点にゴールを脅かすが、高い位置で守備をする清水に阻まれる展開が続く。後半開始と同時に元日本代表DF安田を投入すると、同4分、FWペドロジュニオールからの浮き球のパスを受けた元日本代表MF森岡が抜けだし、FWフェフージンにスルーパス。これを冷静に押し込み、先制点をあげた。
しかし24分に守備の乱れから同点を許すと、32分には清水FW加賀美に頭で逆転弾を奪われ、これが決勝点に。終了間際にはスルーパスに反応した渡邉がゴールネットを揺らしたが、判定はオフサイド。ボールを地面にたたきつけ、怒りをあらわにした。
本拠地での公式戦は3連敗となり、ネルシーニョ監督は「会見に出るのも恥ずかしい」と酷評。フェフージンも「ホームであってはならない内容(の試合)」と顔をしかめた。