川島がスタンダール退団 移籍を明言
サッカーの日本代表GK川島永嗣(32)=スタンダール=が24日、自身の公式ブログを更新し、今シーズン限りで現在の所属先でベルギー1部リーグのスタンダールを退団し、「今後もヨーロッパの新たなチームで新たなチャレンジをしていきます」と、来季からヨーロッパの別クラブでプレーする方針を明らかにした。
川島はJリーグを経て、2010年W杯南アフリカ大会後にベルギー1部リーグのリールセSKに移籍。12年にスタンダールへ3年契約で移った。この日のブログでは「明日(日本時間24日深夜)のシャルルロア戦がスタンダールでの最後の試合になると思います。今シーズンで切れるチームとの契約も、昨年からずっと話をもらっていましたが、新たなチャレンジをするために、かなり前から契約は更新しないということを決めていました」などと退団の意思を示した。
退団に至った経緯について川島は、スタンダールでの出場機会が減ったことや、プレーできた試合でも失点シーンへの批判が時に納得のいかなかった点などを吐露。また、ベルギー・リーグの試合を日本で視聴する方法が困難な状況にかかわらず、日本のファンやサポーターが応援し続けてくれることへの思いも示した。
川島はスタンダールでの3年間について「経験したすべてのことは、今後の自分のキャリアにおいて、さらに自分がヨーロッパという舞台で、日本のGKとしてレベルアップしていくための大きな大きなベースになっていくと思います」とした上で、「今後もここヨーロッパの新たなチームで新たなチャレンジをしていくことになります」と欧州内での移籍方針を表明。「またヨーロッパのピッチの上で、日本のGKとして活躍する姿を見せるべく、日々チャレンジを続けて行きたいと思います。えいじ」と誓ってブログを締めた。