「Ｊ１、神戸０－２ＦＣ東京」（２２日、ノエスタ）

　ＦＣ東京が日本代表勢の活躍で今季初勝利を飾った。

　前半３３分、ＤＦ太田の左ＣＫをファーサイドのＤＦ森重が下がりながら頭で合わせて先制する。

　前半４３分には、ＧＫ権田が神戸ＦＷペドロジュニオールのＰＫを読み切ってストップ。

　最後は後半２３分、右サイドを突破したＦＷ武藤がゴール左隅に２試合ぶりとなる今季３得点目を決めた。

　貴重な勝ち点３を手にして、４人は２３日から始まる代表合宿に臨む。

　神戸は前半４分、ペドロジュニオールのスルーパスに抜け出したＦＷ渡辺がシュートを放つも枠を外す。渡辺は同１７分にも右足ミドルでゴールを狙ったがポストを直撃。古巣相手に一矢報いることはできなかった。

　度重なる好機を生かせず無得点に終わった神戸。ＦＣ東京に対してリーグ戦では１２年３月以来となる黒星を喫し、今季初勝利はまたもお預けとなった。