W杯「カタール開催が過失」 独リーグ会長が批判

 【ケルン(ドイツ)共同】ドイツ・サッカーリーグは20日、ラオバル会長の公式声明を発表し、2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会開催について「カタール開催の決定そのものが国際サッカー連盟(FIFA)の重大な過失であり、今後も深刻な結果を伴う」と厳しく批判した。

 ドイツは、カタールの人権問題や死者が多く出ているW杯会場の労働環境などについて以前から指摘してきたが「それらが今回議論されている日程問題に隠れて見過ごされているのは受け入れられない」などとした。決定した11、12月開催の日程については「欧州のリーグやサポーターの負担になる」とした。

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