浦和7戦ぶり勝利でサポーターに回答

後半、宇賀神(左から2人目)がチーム2点目のゴールを決める
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 「J1 湘南1-3浦和」(7日、BMWス)

 ▽得点者【湘南】遠藤(前半36分)【浦和】興梠(前半41分)、宇賀神(後半30分)、那須(後半33分)

 浦和が湘南を3-1で下し、リーグ開幕戦を白星で飾った。昨年11月3日の横浜Mとのリーグ戦以来となる、7試合ぶりの公式戦での勝利となった。

 ACL2試合とG大阪とのスーパー杯で敗れ、今季は公式戦3連敗。石原、高木、武藤、ズラタンら多くの選手を獲得しながら、リーグ戦の開幕前から苦しんでいた。さらに、この日は大黒柱の司令塔・柏木が欠場する事態となった。

 森脇がエリア内でファウルをとられ献上したPKを、同36分に湘南のDF遠藤に決められ、先制を許した。前半41分にはセットプレーから興梠がヘディングを決め同点としたが、湘南のスタミナ切れをいとわず前線からプレスをかけ、好機に多くの選手が駆け上がるスタイルに苦戦した。

 だが、後半に入り時間が経過するにつれ相手の運動量が低下。風上にたったということもあり、次第に試合を支配し始めた。後半30分、敵陣深くでチェックをかけマイボールにした右サイドのスローインから、森脇が左サイドへパス。武藤のスルーを経て、宇賀神がダイレクトでミドルを突き刺し勝ち越すと、同33分には左サイドからのクロスに攻め上がったDF那須が得意のヘディングをたたき込み、突き放した。

 決勝ゴールの宇賀神は「苦しい思いもしてきましたし、去年の最後の方から勝ててなかったので、この1勝は大きい」としみじみと語った。

 4日のACL・ブリスベン戦に0-1で敗れた後、ブーイングするサポーターに、主将のMF阿部が必死の形相で理解を求めるシーンもあった。試合中のブーイングに疑問を呈する選手もいた。チームとサポーターが悪い方向に行きかけていたが、リーグ開幕戦でイレブンは結果を残した。

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