益田、勝利で「日本王座を卒業」を宣言

 「ボクシング・日本バンタム級タイトルマッチ」(9日、後楽園ホール)

 前日計量が8日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、王者・益田健太郎(33)=新日本木村=が100グラムアンダーの53・4キロ、指名挑戦者で同級1位の川口裕(29)=グリーンツダ=はリミットの53・5キロでパスした。

 両選手は14年4月に大阪で日本同級王座決定戦を行い、益田が負傷判定勝ちを収めて以来の再戦。益田は「強い相手と分かっているので、自分のやってきたことをやるだけ。自分がどれだけ成長したか、分かりやすい対戦相手。技術の違いを見せつけたい。これを勝って日本王座は卒業と思っているので、いい卒業式にしたい」と気合十分に話した。

 一方の川口は「前回、完敗しているので、再戦は単純にうれしい。強いし、うまい選手で、さらに強くなっていると思うけど、自分も大人になった。冷静にいけると思う。体幹を使った打ち方を練習しているので、それを出せればと思う」と、リベンジを狙う。10年以来となる後楽園ホールで、戴冠を目指す。

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