FMWが“電流爆破鬼棒”実験成功

電流爆破デンジャラス鬼棒で破壊されたマネキン人形を見てぼう然とする(左から)大仁田、橋本、矢口=東京都江東区の夢の島マリーナ
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 プロレス団体の超戦闘プロレスFMWで大仁田厚と抗争をしているW★INGモンスター軍の雷神矢口、橋本友彦が13日、都内の夢の島マリーナで、開発したデスマッチの新アイテム「電流爆破デンジャラス鬼棒」の爆破実験に成功した。

 電流爆破デンジャラス鬼棒は長さ95センチで突起がちりばめられ、鬼の金棒の形をしている。これまでデスマッチで使用してきた電流爆破バットの5倍の破壊力があるとのこと。さらに、この日は製作が間に合わず電流爆破バットと同じ電源コード付きとなったものの、実戦投入までにはコードレス化し、どこでも持ち運び可能にするという。

 この日、矢口と橋本は大仁田を呼び出し、「これでオレたちとやろうじゃないか。デンジャラスかどうか確かめるために、ここで実験してみろよ」と強要。「何事もオレが実験してきたからな。お前らも逃げるなよ」と渋々受け入れた大仁田は、2人の目の前でマネキン人形を目がけて鬼棒をたたきつけた。すると、耳をつんざくような爆音とともに半径2メートルほどの火花と煙が飛び散り、マネキン人形は真っ二つに破壊された。

 その破壊力を目の当たりにした3人はしばしぼう然。矢口は実験成功に手応えを感じ、「これで、大仁田厚との試合がよりデンジャラスに変わるぞ。大仁田、待ってろよ、オラァ!!」とほえた。また、W★INGモンスター軍と大仁田率いるFMW軍は、対UWF連合軍では共闘しており、UWF軍との対抗戦に投入することも計画しているという。

 電流爆破デンジャラス鬼棒は6月10日に山形・三川町民体育館、同11日に山形・酒田市体育館で行われる大仁田厚興行から使用される。

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