大仁田「デスマッチを排除する」

 超戦闘プロレスFMWの大仁田厚が6日、都内で会見を行い、14日の東京・新木場1stRING大会で行われるFMW連合軍とUWF連合軍の対抗戦をデスマッチを排除したルールで行う考えを示した。

 新木場では大仁田、雷神矢口、NOSAWA論外、保坂秀樹組(FMW)が高山善廣、長井満也、佐野巧真、アレクサンダー大塚組と激突する。4月27日の前回対戦は、凶器OKのデスマッチルールで戦いFMWが勝利。その翌日、UWF軍の高山善廣が「全然負けた気はしない。向こうのスタイル、オモチャをいっぱい持ってきて、なんでもありだった。こっちはUWFという制限をしての戦いだった。こそくな手を使わないと勝てないでしょ」などと、こき下ろしていた。

 これに対し、大仁田が反論。「家には家のルールがある。オレの家に来たらオレの家のルールに従えよって。通常の試合、普通のプロレスって何なの?その定義が分からないんだけど。音楽の中にはクラシックもロックも、いろんなジャンルがありますよね。それを否定しますか」などと主張したが、「あんまり言うから、今回はあなた方のルールでやろうじゃないか」と、結局は高山の考えを受け入れた。

 「ただし、オレが勝利した場合、6・21後楽園はオレたちのルールでやってもらいたい」と交換条件を突きつけ、高山が存在を示唆していた新戦力Xの来場も要求。だが、「オレは通常ルールでやるけど、各個人が(凶器)を持ち込むことは関知できない。一人一人の人格を尊重しないといけない」と、他のメンバーの行動には責任を負えない考えを示した。

 その一方で、「U系と言われる方々に有利なルールを提案しよう。会場内におけるギブアップ、3カウント(が有効な)エニウェアはOKとしてもらいたい。デスマッチは排除します。これで文句はないと思う」と譲歩も忘れなかった。

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