井上、八重樫が内山への思いを語る

 「ボクシング ダブル世界戦」(8日、有明コロシアム)

 WBO世界スーパーフライ級、IBF世界ライトフライ級タイトルマッチの調印式が6日、都内で行われた。

 WBO王者の井上尚弥(23)=大橋=は、同級1位ダビド・カルモナ(24)=メキシコ=の挑戦を受ける。井上は「ここ2試合、ハードルを上げてやってきた。いいところを見せようと、初回で倒そうとか気負いや力みがあった。自然体で、自分のボクシングを見せて、流れの中でKOできれば」と話した。

 記者会見で大橋会長が「内山(高志)選手が負けて、ボクシング界が暗くなっている。(井上、八重樫には内山が)リングに戻って来たくなるような試合をしてほしい」と期待した。

 これを受け「内山さんには右拳のケガを相談して、手術を勧めてもらった。戻って来てほしいですけど、まずは集中するのがベスト」と必勝を誓った。

 世界3階級制覇王者で、初防衛戦に臨むIBF王者の八重樫東(33)=大橋=が「内山先輩にはいろいろな思いがある。もし、仮に見てもらえるなら、先輩の刺激になれる試合がしたい。“拓大魂”を見せようかな、と思っている」と、内山先輩へ思いを伝えることを誓った。

 挑戦者のマルティン・テクアペトラ(26)=メキシコ=については「気持ちの強い、勇敢な選手。どの道厳しい試合になる。風を感じて闘う」と気を引き締めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス