内山V12戦へ「最高」具志堅超え意欲

練習を公開した内山高志
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 「WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦」(27日、東京・大田区総合体育館)

 12度目の防衛戦に臨むスーパー王者・内山高志(36)=ワタナベ=が19日、都内のジムで練習を公開した。同門で日本同級11位の山元浩嗣を相手に2ラウンドのスパーリングとミット打ちを行った。

 「コンディションは最高の状態。体重も練習終わりで1キロオーバーくらいだし、まったく問題ないです」と、仕上がりの良さをアピールした。

 挑戦者の暫定王者、ジェスレル・コラレス(24)=パナマ=については「上体が柔らかくてうまいタイプらしいけど、特に考えていない。いつも通りジャブを突いてじわじわ体力を削っていこうかな」とイメージする。

 当初のニコラス・ウォルタース(ジャマイカ)がハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)に代わり、さらにコラレスに変更となったため、モチベーションを不安視する声もあるが「まったく関係ない。うだうだ言っても仕方ない。いつも以上にキツイ練習をした」と、対戦相手変更を逆にやる気に変えた。

 ジョムトーン・チューワッタナ(タイ)戦が2回、オリバーフローレス(ニカラグア)戦は3回と早いKO決着が続いたが「KOでも判定でもまったく寄せ付けずに勝ちたい。勝ち方で評価が分かれる」と、勝ち方にこだわる。

 勝てば具志堅用高の持つ世界戦13度防衛の日本記録に王手を掛ける。「超えられるものなら超えたい」と、力強く話していた。

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