38歳野中、日本タイトル4度目防衛
「ボクシング・日本スーパーウエルター級タイトルマッチ」(17日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)
王者・野中優樹(38)=が同級1位の清水優人(26)=木更津グリーンベイ=を3-0の判定で下し、4度目の防衛に成功した。
野中は試合前、コールを受けるとリング上をグルリと一回りし、清水の前で立ち止まり顔を近づけフェースオフ。「意識はしてなかった。相手が出て来たので、自然とああいう形になりました」と言いながら、気迫むき出しだった。
左フックを狙う挑戦者に対し、野中は丁寧にジャブを突いて自分の距離に持ち込んだ。「左を狙っているのは分かっていた、バックステップしてうまくかわせたと思うが、追い足がなかった」と反省の言葉もあった。
「チャンピオンとしては最年長ですし、絶対に世界に行きます」と、熱いファイティングスピリットを見せた。




