震災復興支援 4月に熱闘女子BOX

 「熱闘女子BOXING」(4月10日、埼玉・草加市文化会館ホール)

 発表会見が10日、都内で行われ、主催のスパイダー根本ジムの根本重光会長は「東日本大震災の被災者の方が、草加市にまだ170人避難している。熱い女子ボクシングで励ましたい」と意気込みを語った。

 根本会長は福島県いわき市出身で、元草加市職員。福島県人会草加支部の協力も受け、同市に避難する被災者50人を無料招待する。

 IBF女子世界ライトフライ級王者・柴田直子(ワールドスポーツ)、前WBA世界ライトミニマム級王者・宮尾綾香(大橋)らが趣旨に賛同して出場を決意。ともにタイ人とのノンタイトル8回戦のリングに上がる。

 柴田は「5年前、試合の前の日に地震が起き、試合も5月に伸びて東洋太平洋のタイトルを取りました。まだまだ復興が進んでいないところもある。いいボクシングをして少しでも元気になってもらえれば」と話し、宮尾も「呼んでいただいた期待に応えたい」と意気込んだ。

 夏に指名挑戦者・竹中佳(高砂)との5度目の防衛戦が予定される柴田は「ここ2試合、すっきりしない勝ち方が続いたので『熱闘』の名に負けないよう、いいボクシングをしたい」と、前哨戦のKO勝利を誓った。

 また15年10月、小関桃に敗れたWBC・WBA統一戦からの再起戦となる宮尾は「復帰するからにはタイトルを目指していくので、それにかかわれるような内容にしたい」と表情を引き締めた。

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