新日本プロ福山雅治所属事務所と提携
新日本プロレスは5日、福山雅治やサザンオールスターズらが所属する大手芸能プロダクションのアミューズと業務提携を開始することを発表した。新日本所属選手の芸能活動のマネジメントをアミューズが一括して行う。
この日の後楽園ホール大会で、新日本の木谷高明オーナーとアミューズの相馬信之常務取締役がリングに上がってファンに発表。木谷オーナーは「日本のロックを作るため。日本のプロレスラーから世界的に有名な映画俳優を出すためです」と、米国WWEのトップレスラーから人気映画俳優に転身したザ・ロックことドゥウェイン・ジョンソンの例を出し、提携の意図を説明した。
新日本のファンという相馬常務も「新日本のレスラーには才能のある方がたくさんいる。ボクらはリング外、映画だったりテレビだったりにしかけて、選手の認知度を上げていきたい。去年、ハリウッドで一番稼いだ俳優はロックなんです。レスラーにはそれだけの才能がある」と期待。すでに仕事は始まっており、アミューズが製作に関わっているインドネシアのトップスター出演の映画に、新日本の後藤洋央紀が出演しているという。
アーティストの福山雅治、サザンオールスターズら多くのビッグスターが所属するアミューズとの“タッグ結成”に、新日本きっての人気者の棚橋弘至も歓迎。「有名になりたいです。チャンスが巡ってきました」と意欲を示した。