アマレス王者が20年ぶり新日プロ入り
「新日本プロレス」(4日、東京ドーム)
前日イベントが3日、ディファ有明で行われ、元レスリング全日本王者の岡倫之(24)と北村克哉(30)の入団発表会見を行った。新日本にレスリングの全日本王者が入団するのは96年の藤田和之以来。
岡は12年のレスリング全日本選手権フリー120キロ級で優勝。13年に新日本プロレスのアマチュアレスリングチーム「ブシロードクラブ」所属してからは格闘技にも進出し、キックボクシング、ブラジリアン柔術など10種目で全日本王者になった。
北村はレスリングで、世界選手権フリー120キロ級代表、全日本選手権グレコローマン96キロ級3連覇などの輝かしい実績を残し、15年にプロ格闘技に参戦した。
岡は「誰よりも強い選手になりたい」、北村は「デカくて、強くて、人気のある選手になりたい」と、場内のファンの前で目標を掲げた。