井岡に再戦のレベコ、異例の警戒ぶり
「ボクシング・WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦」(31日、エディオンアリーナ大阪)
世界3階級王者・井岡一翔(26)=井岡=に8カ月ぶり再戦で挑む同級2位フアンカルロス・レベコ(32)=アルゼンチン=が25日、大阪市内の井岡ジムで練習を公開した。縄跳び、シャドーボクシングと、たった2分で練習を終了し、異例の警戒ぶりを見せた。
ジャージーを着込んで素肌は見せないまま。予定の取材を終えると滞在30分で切り上げ、大阪市内の別のジムに向かった。
4月に0-2の判定で敗れ、9度目の防衛に失敗して王座を失った。「かなりの接戦だったがドローだと思う」と納得はいっていない。前戦のビデオ、9月に一翔が初防衛したロベルト・ドミンゴ・ソーサ(アルゼンチン)戦の映像も「かなり見た」と研究を重ねたようだ。
チーフトレーナーもアマ時代から師事するチャーリー・ロドリゲス氏(46)に変更するなど、ベルト奪回へ盤石の態勢を整えた。「アウェーを踏まえて練習をしてきた。12ラウンドを戦う準備した。死ぬ気で頑張る」と、雪辱への執念を燃やした。
