ボクシング李明浩 王者アムナトに完敗
「ボクシング・IBF世界フライ級タイトルマッチ」(7日、フアヒン)
敵地で世界初挑戦した同級10位・李明浩(33)=大阪帝拳=は、王者・アムナト・ルエンロン(35)=タイ=に判定3-0で完敗した。試合後の一問一答は以下の通り。
-試合を振り返って。
「負けたので悔しい」
-練習でやってきた対策が出せなかった?
「申し訳ないですけど出せなかった。緊張してたかもしれない。相手がうまいのがあったかもしれないけど、焦りすぎて、どんどん向こうのペースになった。セコンドの言うことを聞こうと思ってたけど、聞いたつもりで、頭に入ってなかった。指示通りに動けていなかった。そう考えると気持ちの高ぶりがあったのかな。冷静でなかったかな。それが悔しい」
-2回は右を効かせた。
「覚えてないけど、2回にいい感じで入ったのは覚えている。そこから、力が入ったのかも」
-中盤、なかなか攻略できなかった。
「クリンチ対策もやってきたけど、バックステップしてから打つとか、緊張からか出せなかった。相手の思う通りに動かされてたのかな」
-やり返したいか。
「とりあえずゆっくりします。帰国してからゆっくり考えます。勝つ気満々やっただけに、(気持ちの整理が)難しいなあ。現地まで応援に来てくれてありがたかった。いいところを見せられなくてすいません。相手のペースで、見せ場をつくれなかった」
