ケジャルがブーイング飛び交う凡戦制す

 8回、左アッパーを放つケジャル(右)=バークレイズ・センター(撮影・大橋小太郎)
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 「ボクシング・WBA世界フェザー級タイトルマッチ」(5日、ブルックリン)

 ダブル世界戦が5日、米ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズセンターで開催され、セミファイナルでは、WBA世界フェザー級王者ヘスス・ケジャル(アルゼンチン)が3-0(116-111、116-111、120-107)の判定で挑戦者ジョナサン・オケンド(プエルトリコ)を下した。

 ブーイングが飛び交う凡戦ではあったが、より積極的に攻めた王者の勝利自体は文句無し。第4回、足が絡まった際に転倒したオケンドにレフェリーはダウンを宣告し、ポイント差は広がった。

 5度目の防衛に成功したケジャルは28勝(21KO)1敗。来年中にもWBA同級スーパー王者レオ・サンタクルス(米国)との統一戦実現が期待される。敗れたオケンドは26勝(16KO)5敗となった。

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