穂積の相手来日「勝つチャンスある」

 「ボクシング・10回戦」(11日、神戸市立中央体育館)

 元世界2階級王者でWBC世界フェザー級9位の長谷川穂積(34)=真正=が57・6キロ契約10回戦で迎え撃つ強敵、WBO世界スーパーフェザー級5位のカルロス・ルイス(22)=メキシコ=が5日、関西国際空港着の飛行機で来日した。

 戦績は14勝(5KO)1敗の若きホープ。過去にはライト級での試合経験もあり、やはり長谷川より、体格が一回りは大きい。めがねをかけ、知的さを漂わす22歳は「長谷川はスピードがあり勝つのは難しい。でも自分はメキシコでトレーニングを積み、準備をしてきた。勝つチャンスはある」と力を込めた。

 また同興行でIBF世界女子ミニフライ級王座決定戦を同1位の多田悦子(34)=真正=と行う同5位のカレリー・ロペス(27)=メキシコ=もともに来日。「多田選手はサウスポーでスピードがある。勝つのは簡単ではないけど、勝つ研究をしてきた。勝ちたい」と元女王撃破へ意気込んだ。

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