KIDのおい山本アーセン総合デビュー

格闘技デビューが決まった山本アーセン
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 女子レスリング世界選手権優勝経験者の山本美憂を母に、総合格闘家の山本“KID”徳郁を叔父に持つ山本アーセン(19)=GSA=が年末の格闘技イベント「RIZIN」に参戦すると9日、発表された。対戦相手は「400戦無敗」の伝説を持つヒクソン・グレイシーの次男、クロン・グレイシー(27)で、「山本一族VSグレイシー一族」という格闘界のサラブレッド同士が火花を散らすことになった。

 年末の大会は12月29日と31日に、さいたまスーパーアリーナで行われる。アーセン-クロンは大みそかに行われる。

 アーセンは叔母も世界選手権4度優勝の山本聖子という格闘DNAの持ち主。アマレスではグレコローマン66キロ級でリオ五輪を目指していた。今回が総合格闘技デビューとなる。この日、都内で行われた会見で「見る側としてはグレイシー一族と山本一族が戦うと見るんでしょうけど、日本人として、アーセンとして負けたくない。最後は思いっきしぶっとばして勝ちたいと思います」と勝利を宣言した。

 クロンは練習のため、この日の会見には出席せず、ビデオメッセージでコメントを寄せた。「アーセン選手は有名な山本家で育っている。若くて才能あふれる期待の星だ。境遇が僕と似ている」と警戒したが、「僕にとっては試合は対戦相手など関係ない」とマイペースを貫くことを強調した。

 アーセンは「体力勝負になる。グレイシー一家は諦めないことで有名なのでタフな試合になると思う。自分の手が上がるように頑張りたい」と勝利へ意欲を燃やした。参戦は9月に「RIZIN」側からオファーを受けた際に決めたという。総合系の練習はそれから始めた。現在はタイ・バンコクでトレーニングキャンプ中で、会見のために一時帰国した。叔父のKIDから打撃の手ほどきを受けている。試合当日はセコンドとして駆けつけることが有力視されている。

 「自分の夢は2020年東京五輪に出ること」とレスリングからの転向でないことを明言した。来年以降、総合系とレスリングを平行して行う可能性については「どうなんでしょうね」と言葉を濁したが、「レスリングは絶対にやります」と断言した。

 母親の美憂は今回の挑戦について「本当に突然の事で私自身大変驚いています。本人もいろいろと考えた上での決断と思いますし、決断したからには母親として全力で応援したいと思っています」とコメントを寄せた。

 クロンは幼少から柔術を学び、父・ヒクソンから19歳で黒帯を受けた。13年6月のメタモリスでは日本の青木真也から一本勝ちを収めた。同年のアブダビコンバットでは全試合一本勝ちで優勝。14年に総合格闘技に初挑戦し、デビュー戦は腕ひしぎ十字固めで勝利している。

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