王者・河野帰国、今後も海外で防衛戦か

 日本時間17日に米シカゴで亀田興毅を3-0の判定で下し、2度目の防衛に成功したWBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(ワタナベ)が19日、成田着の航空機で帰国し、渡辺均会長と囲み取材に応じた。

 「気持ちの高ぶり、コンディション、モチベーションのすべてが最高でした。絶対に負けないと思っていたし、力は出せたと思う」と激戦を振り返った。

 2回に右ストレートでダウンを奪ったシーンが大きなポイントとなったが「高橋トレーナーと繰り返し練習していた。相手の左の打ち終わりを右で打つというのがさく裂した。反射で出た。体にしみこませたものです」と、会心のパンチだったことを明かした。

 興毅が引退を表明したことについては「亀田君も4階級制覇がかかっていたので負けられないと追い込んでいたと思う。自分もそういうつもりで闘っているので彼の気持ちはよく分かる」と話した。

 渡辺会長は「試合後、ウォリアーズ(ボクシング&プロモーション)から再戦しないか、と言われたんですが、興毅君が引退を表明したので。ただ、河野の試合がアメリカで受けたということなので考えたい」と、今後も海外で防衛戦を行う可能性を示唆した。

 河野は別便で帰国した芽衣夫人らと合流。家族とともに笑顔で空港を後にした。

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