ＷＢＡスーパーフライ級タイトルマッチ（１０月１６日、米イリノイ州シカゴ）で王者の河野公平（３４）に挑む亀田興毅（２８）が９日、亀田家として敗戦後初めてブログを更新。弟たちの敗戦について「言いたい事はいっぱいあるけど、負けた者の言葉は所詮言い訳」と悔しさを押し隠した。

　　６日に米テキサス州でＷＢＡ世界バンタム級タイトルマッチに挑戦した三男の和毅、前座でバンタム級ノンタイトルマッチを行った次男の大毅らが共に判定で敗れたことに「まさかの出来事で、全く想像もしてなく、正直ショックは大きい」と本音も吐露。それでも「これが勝負の世界やと思うし、敗者に言葉はない」と多くを語ることはなかった。

　勝てば官軍-。「勝てば全て美談になる」との持論を披露。それだけに「とにかく次は、１０月１６日の俺の試合。この試合で勝つだけ今は何も言わない。勝って全てをひっくり返す」と改めて勝利を誓っていた。