河野公平の会見に興毅が乱入

会見ジャックを終え引き揚げる亀田
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 「WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(10月16日、シカゴ)

 王者・河野公平(ワタナベ)が元世界3階級王者で同級2位の亀田興毅を迎える2度目の防衛戦が正式決定し、河野が31日に都内で会見。その席に、亀田興が乱入するハプニングがあった。

 「やっと試合が決まってうれしい。絶対に勝ちます。敵地のアメリカだし、勝つにはKOしかない。必ず倒します」と河野が報道陣の質問に応じているところに突然、興毅が「おう、チャンピオン」と現れた。

 ぼう然とする河野の持つベルトを指さし「今のうちに磨いて大事にしといてや」と挑発。顔をグイと近づけフェイスオフを仕掛けると、渡辺均会長が「ここはワタナベジムだ」と引き離す一幕も。驚きを隠せない河野に「お互いベストに仕上げていい試合しようや」と握手すると、さっさと会見場を後にした。

 興毅は「(河野は)元気なかったな。普通にやれば自然とKOでしょ。力の差がありすぎる」と、最後まで絶口調。河野は「本当にびっくりしました。さすが亀田、何かやらかしてくれる」と、初体験の亀田流にあっけにとられていた。

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