藤原組長、天龍との別れに涙「寂しい」

天龍(左)に脇固めをきめにいく藤原=新木場1stRING
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 「天龍プロジェクト」(27日、新木場)

 11月に引退する天龍源一郎(65)が同学年の藤原喜明(66)と最後の対決を行った。13年9月以来の激突に燃える藤原組長は4度も得意のワキ固めを仕掛け、天龍をもん絶させた。逆に天龍の強烈な逆水平チョップを受け、胸を赤く腫らした藤原組長は試合後、感極まった。

 天龍から「藤原さん、きょうはどうもありがとうございます。2度と戦うことはないかもしれないけど、きょうは気分良く組み合えました」と感謝すると、藤原は「天龍さん、長い間お疲れさまでした」と返し、がっちり握手して抱擁。そして、「あんたがマット界からいなくなると、オレは寂しい」と言葉を送ると泣き顔に。目元をぬぐう仕草をすると、足早にリングを去った。

 天龍は「ちょっとホロリとさせられた。あの一言で(自分は)本当に去って行くんだなと思い知らされた」としんみりとコメント。その後、藤原に記念撮影を呼びかけた。快く応じた藤原はいつもの仏頂面?で、カメラマンから「笑顔でお願いします」と注文が。それでも、組長は「これがオレの笑顔だよ」と我流を貫いた。

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