辰吉寿以輝、プロ第2戦を7月20日に

それぞれの対戦相手が決まり、気勢を上げる中澤奨(右)と辰吉寿以輝=大阪市の大阪帝拳ジム(撮影・佐藤厚)
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 ボクシングの元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(45)の次男・寿以輝(18)=大阪帝拳=がプロ2戦目を7月20日、大阪府門真市のなみはやドームで行うことを1日、大阪市内で会見し発表した。父が3度世界王座を獲得したバンタム級(53・5キロ以下)でプロ戦績1勝3敗の岡村直樹(25)=エディタウンゼント=と4回戦を行う。

 寿以輝は4月16日の初陣をスーパーバンタム級(55・3キロ以下)で戦い、岩谷忠男(神拳阪神)に2回KO勝利した。減量も計量3日前にリミットを切るなど順調で、1階級下げることを決めた。

 「2戦目をやりたかった。(階級は)行けます。(父と同じなのは)こだわりはない。体重だけ」とキッパリ。1戦目を終え、街で声をかけられることも激増。ツーショット写真などもたびたび求められ「ハッピー」と“スター”を実感する。

 試合のビデオも何回か見て、課題も痛感。「反省はすべて」と、今は防御面を特訓中。「すっと勝つ。KOです」と、宣言した。

 初のメーンを務める同僚の日本スーパーバンタム級14位、東洋太平洋同級9位の中沢奨(22)も会見に同席。世界戦経験もある東洋太平洋同級14位のシルベスター・ロペス(フィリピン)と同級10回戦を行う。「パンチが強い印象。メーンはすごいという試合を見せたい」と、意気込んだ。

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