大毅、判定不満も初黒星の和毅にエール
亀田3兄弟の次男で、元世界2階級王者の亀田大毅(26)が10日、「おれの目線」のタイトルでブログを更新。現地時間9日に米国で開催され、0-3の判定で王座獲得に失敗した弟・亀田和毅(23)のWBA世界バンタム級タイトルマッチについて言及した。
試合は和毅が3回1分50秒過ぎに先制のダウンを奪う。その後はパンチを狙い過ぎるようになって手数が減り、小さなパンチを繰り出すマクドネルに対して守勢に回った。スコアは3者とも114-113でマクドネルの勝利。会場では際どい決着に一部の観客からブーイングも飛んだ。
大毅は「試合終わったときのブーイングは生で初めて経験した。相手の名前が呼ばれたとき会場から大ブーイングが起こった…」と会場の雰囲気を伝えた。対戦相手がイギリス人であったことも踏まえ、「おれも客と同じ気持ち。ここは、アメリカやし、両者敵地みたいなもん。素直な気持ちやったとおもう」と微妙な判定への不満をつづっている。
同時に「ともきは負けたことがなかったから、悔しいと思うけど、次の再戦に向けて頑張ってほしい」とプロ32戦目で初黒星を喫した弟にエールも送っている。「兄弟やけど、ともきを1人のボクサーとして応援してる。次再戦で倒せばいいんや!!ともきならできる!!」と激励している。
ブログには和毅が3回に先制のダウンを奪ったシーンの写真もアップしている。
