一翔3階級制覇 関西で瞬間最高21.7%

3本のチャンピオンベルトを報道陣に披露する井岡一翔(中央。右は父の井岡一法会長、左は叔父の井岡弘樹氏=大阪市の井岡ボクシングジム(撮影・佐藤厚)
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 世界最速3階級制覇を果たした井岡一翔(井岡)が視聴率でも高い数字をたたき出した。22日に行われたボクシングW世界戦を中継したTBSが23日、発表した。一翔VS王者フアンカルロス・レベコ戦の行われた時間帯で関東地区が15・0%、関西地区では16・7%を記録した。(数字はビデオリサーチ調べ)

 瞬間最高視聴率は一翔が勝利をコールされ時で、関東地区が19・4%、関西地区が21・7%に跳ね上がった。

 TBS・北村公一郎プロデューサーは「15%を超えたのは八重樫との統一戦以来かな。スポーツ中継で15%を超えるのはサッカー代表くらい。1年ぶりの一翔のタイトルマッチということで、予想以上に注目されていた」と上々の表情。

 王者・高山勝成が初防衛したファーラン・サックリン・ジュニア戦も関東地区9・5%、関西地区11・3%と好数字。16日の王者・山中慎介の防衛戦でも平均視聴率10・7%、関東地区で13・5%を記録している。

 2週続けてボクシングの2桁視聴率に同プロデューサーは「5月以降の世界戦にも弾みがついた」と喜んでいた。

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