“凄惨マッチ”の安川、素顔見せる

フェースガードなしで登壇した安川悪斗
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 スターダムの2月22日・後楽園ホール大会での世IV虎戦で顔面に重傷を負った安川悪斗が28日、都内で行われた自身のドキュメンタリー映画「がむしゃら」初日舞台あいさつに登壇した。

 24日の完成披露試写会では、骨折して整復手術した鼻をガードしていたが、この日は外して“素顔”で登場。4日前は“凄惨(せいさん)マッチ”で負った左眼か底骨折、両目網膜しんとう症のため、ものが見えづらく、右手に杖を持ち、同期生の宝城カイリ(26)に付き添われていたが、回復したため付き添いはあったが、杖なしの自力で歩行した。

 安川は「まだ二重に見えるけど、ほとんど見える。『薔薇』とか『龍』の漢字が見えないくらい。ステッキなしで歩けるし、階段の下りが怖いくらい。明日(29日)のスターダム後楽園大会にあいさつに行くけど、補助なしでリングに上がりたい」とした。

 また、10月復帰へ向けて、来週からの始動を明かした。「昨日(27日)病院へ行って、投げられたりの対人練習はまだダメだけど、マシン(練習)とかは許可をもらったんで、来週からジムでの体作りを始めたい」と力強くコメント。すでにトレーニングメニューも決まっているといい、明るい笑顔を見せた。

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