内山が9度目防衛!ペレスを9回TKO

3回、内山高志の左がイスラエル・ペレス(左)に決まる(撮影・開出 牧)
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 「WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)

 王者・内山高志(35)=ワタナベ=が挑戦者の9位・イスラエル・ペレス(35)=アルゼンチン=を9回終了TKOで下し、9度目の防衛に成功した。

 9回終了後、ペレスが棄権を申し入れた。この回、内山は右ストレートでペレスをぐらつかせ、左ボディーから右ストレートのダブル。何とかダウンをこらえたペレスだったが、すでに力つきていた。

 内山は「相手のダメージが見えていたので次のラウンド行こうと陣営で話していたところだった」と振り返った。

 内山は埼玉県出身。花咲徳栄高でボクシングを始め、2005年7月プロデビュー。10年1月にファン・カルロス・サルガド(メキシコ)を12回TKOで下してWBA世界スーパー・フェザー級王座を獲得した。

 内山は戦績を22勝(18KO)1分とした。

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