長谷川穂積が護摩行初挑戦

 元世界2階級王者の長谷川穂積が3日、護摩行に挑戦した。同日、公式ブログで伝えた。

 元阪神・金本選手らが毎年挑戦したことで有名な護摩行は、長谷川にとってこれが初体験だった。

 金本選手は現役時代、オフになると鹿児島の最福寺に出向き、護摩行に挑んだ。護摩木を焚いた火柱の前で経を唱え続ける修行で、顔面が焼けるほどの熱さに耐える。

 長谷川は「ただ熱さに耐えるのではなく、熱さを前に強い自分も弱い自分も全て受け入れた、『自分』と向き合う。『人は自ら創った世界の中に、我が身を沈めて苦しむ』」と、酷暑のさなか、焦熱地獄のような護摩行に耐えて自分を見つめなおした。

 長谷川は4月23日に行われたIBF世界スーパーバンタム級王座戦で敗れ、右眼窩底と鼻骨を骨折、試合後手術を受けている。

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