新王者テテ「2回に勝利を確信した」

 「IBF世界スーパーフライ級王座決定戦」(18日、神戸ポートピアホテル)

 ボクシングのIBF世界スーパーフライ級王座決定戦が18日、神戸市中央区の神戸ポートピアホテル・大輪田の間で開催され、同級6位の帝里木下(28)=千里馬神戸=は、0-3の判定で、同級1位のゾラニ・テテ(26)=南アフリカ=に敗れ、王座獲得はならなかった。

 2度目の世界挑戦で夢をかなえたテテは陣営と勝利の歌で喜びを表した。「帝里選手はうまくてかしこくていい選手だった」とまずは相手をたたえた。

 最大10ポイントの大差勝利に、本音も続く。「2回に勝利を確信した。攻め続ければKOできたと思うが、セコンドの指示を守ることが一番大切なことだから」と話した。

 7月18日は南アフリカの英雄、故ネルソン・マンデラ大統領の誕生日。トランクスとガウンに肖像画をプリントしたスペシャルコスチュームで試合に臨んだ。「私の夢はベルトを獲得して、そのベルトにマンデラ大統領のサインをもらうことでした。それはかなわなかったが、この勝利には深い意味がある」と感慨にひたった。

 今後についてはプロモーター次第としながらも「日本が好きです。また日本で試合がしたい」と再び日本のリングに上がることを希望した。

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