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高山勝成、2度ダウン奪い判定でV2

2014年5月7日

8回、小野心(右)の顔面にパンチをヒットさせる高山勝成=ボディメーカーコロシアム(撮影・飯室逸平)

8回、小野心(右)の顔面にパンチをヒットさせる高山勝成=ボディメーカーコロシアム(撮影・飯室逸平)

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5ラウンド、小野心(左)の顔面に右をヒットさせる高山勝成(撮影・飯室逸平) 3ラウンド、小野心(右)の顔面に左ストレートをヒットさせる高山勝成(撮影・飯室逸平)

 10回に、ロープからはみ出した小野が体勢を戻さないため、高山がレフェリーに確認して右フックを叩き込むと小野はダウン。ラウンド終盤にも右フックKO寸前に追い込む。最終回にも高山が連打を送るとクリンチに出た小野が自ら膝を付きカウントが数えられた。KOを狙う高山が追い込むが、小野も執念で耐えて終了のゴング。採点は115‐111が2人、117‐109が1人。

 今春、30歳で愛知・菊華高に入学した現役高校生でもある高山は勝利にわくリング上で「菊華高校のみんな見てる!カッチャンやったで!また学校行ったらノートとか授業教えてね」と呼びかけた。

 今後の目標としては「国内のリングに戻ってきたのは4団体制覇をするため」と明言。05年4月にWBC同級王座、06年11月にWBA同級王座(暫定王座)を獲得して国内初となる3団体制覇を達成している高山は、主要4団体完全制覇を目標に掲げており、今後はWBO同級王者のフランシスコ・ロドリゲス・ジュニア(メキシコ)との統一戦実現を目指す。

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