高山 目標の4団体制覇へ「走り出す」
「IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」(7日、ボディメーカーコロシアム)
ボクシングのダブル世界戦の調印式と公式計量が6日、大阪市浪速区のホテルで行われ、IBF世界ミニマム級タイトルマッチでは、王者・高山勝成(30)=仲里=がリミットを100グラム下回る47・5キロ、挑戦者同級10位の小野心(31)=ワタナベ=が47・6キロで一発クリアした。
IBFルールにより7日朝に当日計量が行われ、10ポンド(4・54キロ)以上の増量があった場合は失格となる。
2度目の防衛戦を迎える高山は「目標である4団体制覇に向けて走り出すことをうれしく思う。この試合をしっかりクリアして先に進みたい」と余裕の表情。
世界初挑戦の小野はやや緊張気味ながらも「最高の状態に仕上がった。最高の結果が出せると思います」とベルト奪取を誓った。
▽主なルール=フリーノックダウン制。偶然のバッティングで試合続行が不可能の場合、4回までは引き分け、4回終了以降はスコアカードによる。使用グローブは日本製8オンス。
▽レフェリー=ラリー・ドジェット(米国)
▽ジャッジ=パヴェル・カルディーニ(ポーランド)、ヒルトン・ウィテカー(米国)、エディ・ヘルナンデス(米国)
